グランプリ 北陸本線１００周年記念号の旅 大塚 圭一郎さん（ 共同通信社ニューヨーク支局記者、鉄道コラム「汐留鉄道倶楽部」執筆者） 鉄道旅行の豪華フルコース料理と呼ぶべき充実した企画で、「これぞ鉄旅の進むべき道だ！」という指針を与えていることを高く評価しました。 鉄旅ガールズ（鉄道旅行好き女子） 地域と地域を結ぶ鉄道ならではの旅の楽しみ、そこに住む方々を巻き込み、高いエンターテイメント性も融合した企画力と実現力が本当にすごいです。 （山田さん） 矢口 正子さん（月刊「旅の手帖」編集長） このツアー、こだわりが半端ない。 駅弁や名菓、ミニライブなども盛り込まれ、鉄道ファンだけでなく、非鉄道ファンともに楽しめる内容になっている。また、途中停車駅での周辺散策を楽しんでもらいたいというこだわりも好印象。 ←受賞作品一覧へ

準グランプリ クラブツーリズム貸切トワイライトエクスプレス車両で稀有な刻 瀬戸の絶景・呉線「ランチクルーズ列車」の旅３日間 井門 隆夫さん （（株）井門観光研究所、関西国際大学人間科学部経営学科准教授） 中途半端なコスパに走るのではなく、有馬の中の坊を手配したり、3日目は飽きさせないように広島観光を入れたりとバランスがすこぶるよかった。マーケティングを心得て、販売も意識した点でプロの作品として評価した。 榎本 聖之さん（鉄道模型バー銀座パノラマ渋谷店オーナー） 人気のトワイライトエクスプレス車両で、通常とは全く違うコースを走行し、絶景車窓と食堂車でのフルコースを楽しめるのは個人で望んでも叶えられるものではなく、ツアーだからこそ実現した、とても豪華な企画だと思いました。 杉山 淳一さん（フリーライター） クルーズトレインと称して、乗ること自体が目的の列車旅が注目されている。こうした時代背景の中で、トワイライトエクスプレス車両という既存の資産を活用し、新たなルート設定、ランチクルーズという手頃な楽しみ方を提案した意味は大きい。 ←受賞作品一覧へ

審査委員特別賞 ミッドナイト撮影会 in 銚子電鉄 オオゼキタクさん（シンガーソングライター） あのデキ３が本線を走る！こだわって撮影できる！というのもこの深夜企画ならでは。ちょっとテンションあがりますね。参加した人は絶対忘れられない思い出になりそう。 とにかくアイデアに脱帽。しっかり調べて実現にこぎつけた旅作り名人に拍手を送りたいです！ 栗原 景さん（フォトライター） デキ３が本線上にいる写真を見てまずびっくり。もう実現できないシチュエーションだと思っていたので、深夜、終電後に線路を封鎖して本線に出すという発想に脱帽です。 田中　いちえさん（鉄道好きモデル） 車両の夜間撮影なんて聞いたことない！鉄道ファンならずともカメラが趣味であれば撮影してみたい意欲にかられるツアーです。 ←受賞作品一覧へ

審査委員特別賞 広田 泉さんと訪ねる　南三陸の今 関口 知宏さん（俳優、旅人） 3.11.の被災が無くても、もとよりいかにこの鉄道が地域にとって悲願だったかを今痛感させられる。 大塚 圭一郎さん（ 共同通信社ニューヨーク支局記者、鉄道コラム「汐留鉄道倶楽部」執筆者） 鉄道を利用して地域の人々と触れたり、経済振興に一役買ったりするという「鉄旅」の軌道に乗りながらも、東日本大震災の復興の課題に真摯に目を向けるという姿勢に共鳴しました。 鉄旅ガールズ（鉄道旅行好き女子） 「震災から２年が経つ、今だからこそやる企画。応援ツアーではなく、応援するために今の南三陸を知ってもらうツアーにしよう」というコンセプトにはじまり、そのコンセプトに合った中身の一貫性。旅行企画は、参加者であるお客様に楽しんでいただくだけでなく、企画する者のメッセージを伝えることができるのだということを教えてくれる強さのある企画だと思いました。（山田さん） ←受賞作品一覧へ

ルーキー賞　 廃線探訪シリーズ「①定山渓鉄道」「②夕張・三菱大夕張鉄道」　の２本 栗原 景さん（フォトライター） 生きていてこその鉄道ですが、役割を終えた後も人々によって語り継がれていくというのも、鉄道が持つ大きな魅力だと思います。国鉄、私鉄など様々な路線で実施されることを期待します。 鉄旅ガールズ（鉄道旅行好き女子） この手のネタはいくらでも思いつく！という心強い人財がこの会社にはいる、それ自体も素晴らしきことだが、もっと素晴らしいのは道内の鉄オタがどれだけいるかわからないなかで、札幌発でしかも主に道内で宣伝する商品を販売させてくれたこの会社のフットワークの軽さだ。 （磯村さん） 矢野 直美さん（旅をしながら「撮って書く」フォトライター） 廃線跡めぐりはその土地の歴史や文化遺産を探索する知的好奇心であり、トレッキングや冒険的要素もあります。今後、全国各地で幅広く展開していけるプランだと思います。 ←受賞作品一覧へ