今年一番の大感動旅鉄がここに集結 鉄旅 OF THE YEAR
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第12回 鉄旅オブザイヤー授賞式レポ
表彰式:司会
talent
4月19日(水)、大宮・鉄道博物館にて「第12回鉄旅オブザイヤー」授賞式が行われました。
新型コロナウィルス感染症の影響はまだ予断の許さない状況ではありますが、対策緩和により昨年度よりも席数を増やし、鉄旅オブザイヤーは第12回授賞式を無事に開催することができました。
旅行会社からは86商品、一般部門からは53作品の応募をいただきました。
それぞれグランプリ、ベストアマチュアに選ばれるのはどの作品でしょうか。
司会はおなじみの女子鉄アナウンサー久野知美さんとお笑い芸人のダーリンハニー吉川さんです。
冒頭は山北実行委員長からご挨拶をいただきました。
―コメント抜粋―
鉄旅オブザイヤーは、鉄道旅行・国内旅行のプロモーション。そして、鉄道を利用した旅、鉄道利用そのものを拡大していくというような目的のもと、様々なご要望をいただきまして、今回、第12回を迎えることになりました。
旅行会社部門においては、このコロナ禍で非常に大変な状況の中、知恵を寄せていただいて、鉄道各社の皆様にも大変なご支援をいただきながらユニークな企画をたくさん出していただきました。
それから一般の部門の方々については、高校生、中学生それから専門学校の皆様の応募も増えておりまして、これまで以上にたくさんの方にご応募いただきました。
実行委員会といたしましても、この機会をしっかり最大に活用しながら、今後、鉄旅の魅力をどんどん発信していきたいと思っております。
山北実行委員長
旅行会社部門 特別賞
●国土交通省 鉄道局長賞
東武トップツアーズ株式会社 重野 守幸さん 渡辺 正明さん
「東武旅倶楽部 わたらせ渓谷鐵道Wトロッコ乗りまくり&足尾のレアな鉄スポット探訪・日帰りツアー」
重野 守幸さん 渡辺 正明さん
<渡辺様 受賞コメント>
鉄道150年ということを意識し、やはりこの歴史の重さや日頃から鉄道に感謝することを大事に企画を作ってまいりましたので、このような賞をいただき大変光栄に思います。
司会のお2人がMCの番組も参考にしながら、今回の商品を作らせていただいた次第にございます。本日はこのような機会をいただきましてありがとうございます。
●審査員特別賞
名鉄観光サービス株式会社 中谷 元昭さん
「長良川鉄道 観光列車「ながら」・奥美濃日帰り旅行シリーズ」
中谷 元昭さん
この度は大変素敵な賞をいただきまして、誠にありがとうございます。
こちらの商品ですが、長良川鉄道様、それから各芸能プロダクション様からのご支援ご協力をいただきまして、実現に至りました。
今回は、諏訪の発着地であります岐阜の美濃太田駅まで100名から120名あたりの集客を、コロナ禍であり当初は大変悩んだのですが、貸切列車や観光列車の乗車が目的ということに加えて、「推し活消費」というエッジを利かせることによって、全席完売となりました。
そして結果的に、100名以上の方にキャンセル待ちをいただくという事態になり、今後こういったツアーのリバイバル企画や、もっと魅力のあるツアーの造成の方を考えていきたいと思っております。

以下、各部門賞を受賞された皆様には、グランプリ獲得に向けて想いのこもったプレゼンをしていただきました。
旅行会社部門 部門賞
●エスコート部門賞
株式会社日本旅行 おとなび・ジパング商品部
「鉄道開業150年記念 JRグループ×日本旅行共同企画 JRでめぐる日本列島周遊の旅14日間」
株式会社日本旅行 おとなび・ジパング商品部
株式会社日本旅行 おとなび・ジパング商品部プレゼン風景
●パーソナル部門賞
株式会社JTB仙台支店 杉田 洋平さん 石澤 朋久さん
「大崎耕土フィールドミュージアムトレイン」
杉田 洋平さん 石澤 朋久さん
杉田 洋平さん 石澤 朋久さんプレゼン風景
●DC部門賞
クラブツーリズム株式会社 JR販売センター
「今年9月23日デビュー!新D&S列車 「ふたつ星4047」も貸切乗車 デスティネーションキャンペーン開催中の佐賀・長崎もめぐる九州クルージングトレイン2022」
クラブツーリズム株式会社 JR販売センター
クラブツーリズム株式会社 JR販売センタープレゼン風景
●鉄ちゃん部門賞
クラブツーリズム株式会社 JR販売センター 首都圏第1国内旅行センター
「~開通 7 年目の北海道新幹線の今と、これからを見学~
JR北海道「函館車両基地」特別見学と北海道新幹線トンネル工事見学 2日間」
クラブツーリズム株式会社 JR販売センター 首都圏第1国内旅行センター
クラブツーリズム株式会社 JR販売センター 首都圏第1国内旅行センタープレゼン風景
 一般部門 ベストアマチュア
●ベストアマチュア賞
東京都立大学まちのお話し会プロジェクト部
鈴木 倖陽さん 角 和泉さん 小出 英慈さん
「修学旅行リベンジ 鉄道で密を避けながら京都の歴史をたどる旅」
鈴木 倖陽さん 角 和泉さん 小出 英慈さん
鈴木 倖陽さん 角 和泉さん 小出 英慈さん プレゼン風景
<代表 鈴木様 受賞コメント>
正直、もう言葉が出ないほど嬉しいです。
実際にこの作品の旅程を実行しようと考えています。
<角様 受賞コメント>
ツイッター、インスタグラムで検索すれば旅の様子の写真がでてくると思いますのでぜひ見ていただきたいです。
<小出様 受賞コメント>
僕は物心がついたときから鉄道が好きで、この話を聞いたときも本当にやりたくて仕方がない思いでした。まずプロジェクトに携われるだけでも嬉しかったのですが、まさか表彰式にこうやって立つことができて本当に夢のような気分です。ありがとうございます。
 グランプリ
株式会社日本旅行 おとなび・ジパング商品部
「鉄道開業150年記念 JRグループ×日本旅行共同企画 JRでめぐる日本列島周遊の旅14日間」
株式会社日本旅行 おとなび・ジパング商品部
<武藤様 受賞コメント>
このツアーは、JR西日本様初めJR各社様、それから関係各所の皆様があって、この14日間というツアーが実現できました。ご参加いただいたお客様にも支えられたツアーであり、感謝しています。
我々は鉄道の旅を主力としている会社ですので、鉄道ファン以外にも、全ての旅好きの方に鉄道の旅を楽しんでいただくことを使命として、これからも魅力ある企画を作っていっていきたいと思います。
<森田様 受賞コメント>
関係各所の皆様に非常にご協力いただきまして感謝をしております。今後も鉄道の旅を通じて、鉄道に乗る楽しみを広めていけるようなツアーを造成していきたいと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。
<細貝様 受賞コメント>
この度はグランプリ賞をいただきありがとうございました。本当に感無量です。
人に歴史ありとは言いますが、ツアー中はお客様と接する機会が本当に多く、お客様も様々な方にご参加いただいていたのですが、最後の日に京都駅ご帰着されたとき、もう皆さんご家族のようで本当に名残惜しい、という姿を拝見することもできました。このような体験も私共にとっては非常に貴重な財産でございます。そういった財産をしっかり蓄積して、JR各社様も含めまして各サプライヤーの皆様と一緒になって、また今後も鉄道150年を超えて、160年、170年、180年、200年まで関わっていけたらなというふうな思いもございます。様々な面で大変勉強させていただきました。ありがとうございます。


最後は審査委員長のご挨拶をいただきました。
審査委員長挨拶
―コメント抜粋―
本当に今日は楽しませていただきました。つばぞろいみたいな作品の競争だったと思います。
やはり今回、グランプリを受賞された、鉄道で行く150万円、これは驚きました。なにか日本にも鉄道文化が誕生したという意味で、画期的な作品ではないかと思います。本当に一生に一度、ぜひ死ぬ前に乗りたい、体験したい旅行でした。
鉄旅オブザイヤーも12回目となり、時は巡り、これも歴史になりました。また来年も楽しみにしております。

こうして盛況のうちに第12回鉄旅オブザイヤー賞式は無事終了となりました。
受賞された皆様本当におめでとうございます。次回はどんな作品が選ばれるのか、今から楽しみです。
集合写真