暖かな陽気に包まれた4月21日(水)、大宮・鉄道博物館にて「鉄旅オブザイヤー2020」授賞式が行われました。
新型コロナウィルスの影響を受け当初の予定から延期となりましたが、人数制限や検温・消毒などの感染症対策もしっかりと行う中で、この晴れやかな日に記念すべき第十回となる授賞式となりました。
旅行会社からは45商品、一般部門からは過去最多の81作品の応募をいただきました。
それぞれグランプリ、ベストアマチュアに選ばれるのはどの商品や作品なのでしょうか。
司会はおなじみの女子鉄アナウンサー久野知美さんとお笑い芸人のダーリンハニー吉川さんです。
冒頭は堀坂実行委員長からご挨拶をいただきました。
―コメント抜粋―
今年で10回目となる鉄道オブザイヤー、2月3日実施予定でしたが、緊急事態宣言の発令のため、本日に延期して実施の運びとなりました。
昨年度はご支援いただいている鉄道各社、旅行会社は大変な年となりましたが、今回旅行会社から45商品、専門学校などから81作品ものご応募をいただきました。
今回、この場で投票によりグランプリを決定することや、国土交通省鉄道局長賞を新設できたことなど、新たな取り組みも様々ございます。
このような情勢ですが、鉄道の旅は夢を持てます。今後も、JR6社様の協力も頂きながら、鉄旅オブザイヤーの認知度向上に取り組みたいと考えているので、引き続きのご支援をお願い致します。
この度はこのような素敵な賞をいただきありがとうございます。
日本一周と言うことで、北は稚内から南は鹿児島まで縦断をする、大掛かりな企画をいたしました。
ご協力いただきました、関係者各位には心より御礼申し上げます。
この壮大なツアーは大変好評をいただきまして、今後は、日本「横断」というツアーも企画したいと考えています。
今後も、鉄道ファンの皆様に喜んでいただけるツアーを作りたいと思いますので、これからもよろしくお願いたします。
最後は審査委員長のご挨拶をいただきました。
―コメント抜粋―
これで10年になりますね、皆さまここまでありがとうございます。
新型コロナウィルスの影響も懸念される中、感染症対策に対する皆様のご協力を得て、開催できたこと、嬉しく思います。
これまでは硬派な趣味に訴える商品や作品が多かった印象ですが、今回で鉄旅の分野も大きく広がってきた、そんな感じがしました。
今年はすべて本当にすばらしく、僕も参加したいなというレベル。企画が磨かれ、驚きと感動をくれます。ますます皆様のアイデアがまた新たに生まれることを期待しています。
こうして盛況のうちに鉄旅オブザイヤー2020授賞式は無事終了となりました。
受賞された皆様本当におめでとうございます。次回はどんな商品や作品が選ばれるのか、今から楽しみです。