今年一番の大感動旅鉄がここに集結 鉄旅 OF THE YEAR
グランプリ
JTB旅いく
「親子・三世代で行く!鉄道体験!~旅の魅力の原点である
「鉄道の旅」を楽しもう~」
オオゼキタクさん(シンガーソングライター)
子供の興味に合わせていくつも種類が選べて面白いし、コスト的にも子育て世代には嬉しい設定です。地方創生にも一役買っていますね。誰ですか、こんな面白い企画考えたの! 素晴らしいです!

島川 崇さん(東洋大学 国際地域学部 国際観光学科 准教授)
子ども達の夢を形にする。まさにこれが旅の力だと思いました。教材までプロデュースしたというのはまさにJTBの総合力が結実した結果だと思いました。

矢野 直美さん(旅をしながら「撮って書く」フォトライター)
それぞれの鉄道でのさまざまな体験、時刻表作りなど、子供はもちろん、大人の心も浮き立つようなラインナップがとても魅力的。自由研究ノートを始め、細部へのこだわりも楽しいです。楽しい時間をすごしたあと、自動的に夏休みの自由研究もできてしまうというのも素晴らしいですね。

大塚 圭一郎さん(共同通信社ニューヨーク支局記者、
鉄道コラム「汐留鉄道倶楽部」執筆者)
2016年の春休みの催行が決まったのも好ましく、参加者の教育と愛好家を育成しながら、舞台となる鉄道会社と地元地域の育成にもつながる定番シリーズとして軌道に乗せることを期待しています。
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準グランプリ
ふくしまデスティネーションキャンペーン&日本旅行創業110周年記念
お座敷列車”宴”で行く!福が満開、福のしまの旅
「フルーツ狩りとオリジナルタルト作り2日間」
田中 いちえさん(鉄道好きモデル)
宴に乗れることも魅力的だし、揺れる車内でこけしの絵付けた意見は斬新だなと思いました。 車内で本当に楽しく過ごせそうです

栗原 景さん(フォトライター)
駅に着くたびに地域の人々が歓迎してくれる「おもてなし列車」がここ数年ブームになっていますが、こけしに地酒にスイーツ、フルーツ、甲冑隊と、これでもか!というほどのごった煮感が最高に楽しいです。乗っているだけでどこかへ連れて行ってくれる列車の魅力、ここに極まれり、ですね。
各地方ごとの「おもてなし列車グランプリ」なんてやったら、楽しそうだなあ。

鉄旅ガールズ 山田さん(鉄道好き女子)
通常、新幹線であれば1時間半のところ、お座敷列車でじっくりゆっくり楽しむ旅は、鉄旅ならでは!と思いました。旅中、参加者をおもてなしする企画も盛りだくさんで、みなさんの笑顔も納得です。
大人から子供まで、鉄道好きな人、美味しいものが好きな人、旅が好きな人、旅人、地元、色んな人が一緒に楽しめる鉄旅だと感じました。お座敷ならではのイベントもいっぱい。思い思いのこけしも可愛く、わたしも行ってみたくなりました。テーマである福島の魅力もたっぷり味わえる旅。企画を見ているだけで、楽しく温かな気持ちになりました。色々なものを盛り込み、巻き込んで、1つの鉄旅に仕立てた企画者の方の熱意を感じました。
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審査委員特別賞
鉱石の道・一円電車保存車両を巡る
「生野銀山・神子畑選鉱場跡&明延一円電車まつり 訪問の旅」
関口 知宏さん(俳優、旅人)
この企画は、現時点ではマニアックかも知れませんが、ツアーの価値は、集客性や一般性ばかりではない面として、そういうところにスポットを当てておけることも大いにあるようです。

杉山 淳一さん(フリーライター)
動態保存車両体験も楽しそうだし、鉄道が産業と深く関わった、地域に住む人々と共生していた。
そんな素晴らしい時代を学べそう。 地元の人々の鉄道遺産に対する熱い思い。その思いを広めて参加者につなぐ。 旅行会社かくあるべし、というお手本だと思います。

井門 隆夫さん
(井門観光研究所、関西国際大学人間科学部経営学科准教授)
企画は担当者の偶然からできたかもしれないが、一円電車という産業遺産を商品化した点を評価。京阪神ではなく首都圏を実は隠れたターゲットにした点も企画力か。
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審査員特別賞
懐かしの583系寝台列車と大曲花火 秋の章 2
大塚 圭一郎さん(共同通信社ニューヨーク支局記者、 鉄道コラム 「汐留鉄道倶楽部」執筆者)
リタイアされた団塊世代の方々の旅行需要に直球勝負で挑んだ内容で、参加された方々が583系の車中で郷愁に浸りながら夜行列車で出張したり、帰省したりした思い出に花を咲かせる情景が目に浮かぶようです。
今後も583系のような旧型車両を“客寄せパンダ”として生かした企画を世に送り出すことを強く要望します。

杉山 淳一さん(フリーライター)
花火を観たあと、その余韻を抱きながら夜行列車で帰るというプランが良いです。感動したイベントの後、我に返ったときの寂寥感を、夜汽車の景色がゆっくりとクールダウンしてくれそうです。

南田 裕介さん(ホリプロアナウンス室マネージャー)
鉄道ファンとそうでない方どちらにもバランスの取れている企画内容だと思います。カップルでぜひ参加してほしいですね。
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ルーキー賞
3つの寝台列車乗り比べ
JR最北の稚内駅・最南の西大山駅
栗原 景さん(フォトライター)
消えゆく寝台列車3本に乗車するというのももちろん貴重な企画ですが、同じ旅の中に、新青森→鹿児島中央新幹線1日乗り継ぎを組み込むというプランに感動しました。 長年、花形列車として日本の鉄道を支えてきた寝台列車と、現代の鉄道技術の粋である新幹線を、ともにたっぷり楽しむことで、日本の鉄道旅のすばらしさ、鉄道技術の高さ、そして長距離輸送の歴史を、肌で存分に感じることができると思います。

芦原 伸さん (「旅と鉄道」編集長、日本旅行作家協会常任理事)
消えゆく寝台列車のカシオペア・はまなす、さらにサンライズ出雲という3つの人気列車を体験でき、なおかつ最北端~最南端めざす鉄分120%の、大胆かつ乗り鉄の醍醐味にあふれる企画です。

井門 隆夫さん
(井門観光研究所、関西国際大学人間科学部経営学科准教授)
寝台列車が絶滅寸前の危機にある時代にあって注目の商品。ここまで鉄道三昧は、 非鉄には苦行に近いかもしれないが、あえて企画性を評価。 南北縦断という長旅だが、あえて航空機を使わず、鉄道に特化した点にも注目した。
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